召喚鉱石
大悪司
【殺】面妖な…。私は学校で授業を受けていたはずだが?
【ナナス】ごめんね。僕のせいなんだ。
【殺】ほう。そなたが私をここに呼び出したのか。
【殺】この機械はなんだ?真っ赤ではないか。目に悪いぞ。
【ナナス】これは、イデヨン。君をここにつれてきた機械だよ。そして…
ナナスは殺に、事のあらましを語った。
【殺】なるほど…そなたらは世界平和の為に戦っておるのか。
【ナナス】うん、そうなんだ。
【殺】それは感心。私利私欲で争う者達が多いというのに。
【ナナス】…………なんだか君…老成しているね…
【殺】気にするな。血と環境がこうさせたのだ。
【殺】で、ナナスとやら。この私にどうしろと?
【ナナス】うん。よければ一緒に戦って欲しいんだ。
【殺】うむ、よかろう。この私が一肌脱ごうではないか。
【殺】私の名前は殺。殺すと書いて殺と読む。よろしくな。
【ナナス】うん。こちらこそよろしく。
うむ。
よし。
死ぬが良い。
ふん。
広げるぞ。
うむ。もう一度か。
食らえ。
うぅむ…
しまった…