召喚鉱石
大悪司
キャラ名 | 成長値 | 初期値 | 固定能力 | 装備欄 | 属 | ||||||||||||||||||||
攻 | 防 | 抵 | 体 | 攻 | 防 | 抵 | 体 | コ | 移 | 射 | 回 | 質 | ク | ふ | 拡 | 再 | 反 | 初 | 限 | ||||||
由女 | 0 | 1 | 4 | 11 | 0 | 1 | 6 | 15 | 2 | 3 | 0 | D | A | 回復 | 92 | 136 | 物 |
【由女】……………あ、あれ?
【ナナス】はじめまして、勇者さん。
【由女】…へっ? 勇者って… あの、私、勇者というか教祖なんですけど……
【ナナス】……はい?
【由女】あの…ここはどこですか?私、シキナの那古教本部に居たはずなんですけど……
【ナナス】あ、ええとね、ここは……
ナナスは、由女になるべく詳しく事情を説明した。
【由女】異世界で……へええ……何だかすごいんですね……
【ナナス】解ってもらえたかな?
【由女】はい、陽子さんや寧々さんや遥さんが心配してないのなら全然大丈夫ですよ。 それにしても、ナナスさん…何だかすごく大変なんですね。
【ナナス】そうだね、大変というか、戦力は少しでも多い方がいいんだ。 一緒に戦ってくれないかな?
【由女】う~ん、ナナスさんのしていることはすごく正しいと思うから、私も協力したいんですけど… 私、戦いとか喧嘩とか苦手で、ものすごーーーく弱いから…役に立てるのかなあ…
【ナナス】そ……そうなの? じゃあ、どうして召喚されたんだろう…
【由女】……私、ちょっとだけ変わった力があるんですけど、それのせいかな?
【ナナス】?
【由女】私、誰かの怪我を治したりとか、気分をす~っと楽にしたりとか、そういう変な力があるんですよ。
でも、必ず出来る訳じゃなんです。自分でうまく使いこなせないから…
それに、もし出来たとしても、私自身は絶対元気にならないし、誰が元気になるのかも解らないし…
あ、あはははは…駄目ですよね、こんなのじゃ…
【ナナス】いや……すごいよ、それ。立派な力だよ……
大丈夫、僕が何とか上手く指揮する。君の力を貸してくれないかな。
【由女】………… …………じゃあ……頑張って……みます。
【ナナス】本当に?! ありが…………
【由女】……ああああっ! 忘れてた!そ、その前に一つお願いです!
私が着替えたり寝たりする部屋は絶対個室にしてくださいっ!あと、お風呂も一人で入らせて…!
【ナナス】ああ、それは大丈夫だよ。武将にはみんな個室があるし。
でも、このママトトには女性の武将もたくさん居るから…
【由女】異性でも同姓でも駄目なんです!お風呂とか着替えは絶対一人でなきゃ嫌なんですっっっっっ!!
【ナナス】…………そ、そう。恥ずかしがり屋さんなんだね…
【由女】あ……えっと、あはは……ちょっと事情があって…
【ナナス】じゃあ、由女さん……だったよね。これからよろしくね。
【由女】はいっ!こちらこそ!
ちょっとは強くなれたかな?
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退がっていいんですか? …ほっ。
だ……駄目、もう、私……っ……
大きな…苦しみに、小さいけれど、癒しの光を… ……お願い、届いて……!!