召喚鉱石
夜が来る!
【鏡花】何、ここ・・・新しい狭間?
【ナナス】ここは移動要塞国家ママトトです。
【鏡花】え・・・
【ナナス】はじめまして、僕はママトトの王子でナナスと言います。
【ナナス】事情があって、あなたのいた世界から召喚させて頂きました。
【鏡花】・・・・・・
【ナナス】あの?
【鏡花】き・・・・・・
【鏡花】きゃ~~~~!
【ナナス】な、なんですか?
【鏡花】ちょっとマジでアタシ、異世界に召喚されたワケ?
【ナナス】は、はい。
【鏡花】でもってまさか、この世界のために戦ってくれって言うワケ?
【ナナス】まあ・・・だいたいそんな感じですけど。
【鏡花】いやー、感激だわ。
【鏡花】マンガとかでよく見るけど、まさか我が身に起こるとは・・・
【鏡花】いやー人間生まれて、生きてみるもんねー。うんうん。
【ナナス】あの、それでしょうでしょう。協力して貰えませんか?
【鏡花】もちOKよ。こんな面白い事ほうっておけるワケ無いでしょ。
【ナナス】あ、よかった・・・
【鏡花】で、待遇は?
【ナナス】え?
【鏡花】三食昼寝付は最低なんでしょ?
【ナナス】ま、まあ戦いの無い時は・・・
【鏡花】あとはボーナスで牛丼もつけてちょうだいね。
【ナナス】何ですかそれ?
【鏡花】あ、牛とかないのね・・・
【鏡花】えっとね、肉と玉葱を甘辛く煮てゴハンの上にかけるの。わかる?
【ナナス】はあ・・・なんとなくは。
【鏡花】じゃあ、よろしくね。アタシは七荻鏡花。
【ナナス】はい、よろしくお願いします。
【ナナス】(ふう・・・見た目よりも食いしんぼな人だなあ。)
ふふっ、いいカンジね♪
お宝ゲットー!
くらえっーっ!
ャマジャマ!あーもう、退いてよっ!
派手に行くわよ。
まだまだ余裕ね。
…のっ、痛いじゃない!
くうっ…悔しいけど仕方ないわね…
こんな所で終るなんて…