異空窟LV20に到達
ママトト ~a record of war~
【ナナス】僕を訪ねてきた人がいるって…どんな人?
【ヤモス】へい、もうお待ちでやんすよ。
【エイベル】はじめまして、将軍様。私はエイベルと申します。
【ナナス】あ、はじめまして。僕がナナスです。
【カカロ】ほう、美人じゃの~。
【エイベル】あなたは…?
【ナナス】こちらは僕の父で、国王のカカロです。
【カカロ】うむ。娘よ、ナナスに何の用じゃ?
【エイベル】あ、はい… 私はご恩返しにきたのです。
【ナナス】恩返し…?
【エイベル】実は私は、この前まで悪名高き魔女として戦場にいました。祖国の為に、大勢の敵を倒しました。
【カカロ】なんと。
【エイベル】でもそれは、私の本意ではありませんでした…
【エイベル】私は本当は臆病で、戦いなんて自分ではできなかったんです。だけど、魔法力だけは強かった…
【エイベル】それで、心を…感情を奪われていたんです。私が持つ力に目をつけた卑劣な男に。
【エイベル】だけど、偶然その男と争いになったこちらの武将様が、私の心を閉じこめた瓶を割ってくれて…
【エイベル】自由になって、思ったんです。今度は、逃げているだけではなくて…信じられる誰かに力を貸したいって。
【ナナス】それで、ママトト軍に…?
【エイベル】はい。助けてくれた武将様があなたのことを聞かせてくれました。ご迷惑かもしれませんが、手伝わせて下さい。平和の為の戦いを…
【ナナス】そんな、迷惑だなんてとんでもない!お願いするよ。 よろしくね、エイベル。
【エイベル】うれしい…うれしいって思えることも、とてもうれしい。頑張りますね。
これでもっと、ナナスの役に立てる…?
あ…ナナスに、おみやげ。
ラ・セドナ・スイピリトウス…アクアラナス!
去りなさい、今のうちに…!
精霊王セドナよ、勝機の恵みを!
大丈夫…もう一度行けます。
だめ…守護者エルフォートリアの怒りに触れる…!
はい、下がります。
あっ…