※入口から第1の試練までは共通なので省略するよ -------------シィル-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 ランス「………そんなこっぱずかしいマネ……」 シィル「ランス様、やらないと……進めないですよ」 ランス「ちっ。しかたない。手を出せ」 シィル「はい……ぎゅっ」 ランス「ったく。     これでいいのかっ、これでっ!!」 シィル「っ……………………」    (……もしかして、初めてかも…     ランス様と手を繋いで歩くのって……) ランス「ええい、まだか!!」 ランスはシィルの手を引っ張り、 シィルの歩幅など考えもせず、 ずかずかと歩いている。 シィル(……ランス様……) 『……ごうかーーーーく』 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 ランス「かぁ……すりゃいいんだろ」 ぐいっとシィルを抱きしめた。 シィル「きゃっ………」    (あれあれ、なんかすごくドキドキする…) 『ごうかーーーーく』 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 シィル「やりましたね、ランス様。」     次は、あの桜の下でキスを……」 <ぽかん> ランスはシィルを殴った。 ランス「あほか、誰がそんな馬鹿な契約をするか」    「永久の愛、けっ。     目的は、造幣局のお金マシンだ。     いくぞ」 シィル「はい……しくしく…」    (うっ、もう少し夢みたかったよ) ・桜の下 シィル「ランス様、ここで……その……」    「………いえ、ごめんなさい。     しませんよね…?」 ランス「もちろんだ」 シィル「しくしく…」 -------------かなみ-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 かなみ「いやーっ!!」 ランス「む、どうしてだ」 かなみ「桜の下を手をつないで歩くのは…     好きな人とが…きゃ…」 かなみ「きゃー!!!!!」 ランスは勝手にかなみの手を取っていた。 ランス「がはははははは。     では俺様の事ではないか」 かなみ「誰がいつ、     あんたの事好きだって言ったのよぉ!」 ランス「言わんでもわかる。     がはははははははは。     桜が綺麗だなー」 かなみ「いーーーやーー!!     犯されているみたいでいやーっ!!」 『……ごうかーーーーく』 かなみ「うわーん!     何よ、合格ってー!」 ランス「がははははははは。     声の主も俺達を認めたという訳だな」 かなみ「ひーんっ…」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 かなみ「きゃーーーー!!!!!!」 ランスはかなみが反応するより早く、 かなみを抱きしめた。 かなみ「いやーーーっ…!!     助けて、お母さんーーっ…!」 ランス「がははははははは。     泣け、叫べー」 『……ごうかーーーーく』 かなみ「いやぁぁぁ!!     また合格したぁぁ!!」 ランス「がははははは。     気分がいいなぁ」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 かなみ「ひぃ…!!」 かなみは姿を消した。 ランス「こら、どこ行った?     愛を誓うぞ」 かなみ「絶対、いやー!!」 ・桜の下 桜のそばにくると、 かなみは速攻、姿を消した。 ランス「失敬な奴だ」 -------------マリア-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 ランス「そのような恥ずかしい真似を     この俺様にしろというのか…」 マリア「……………」 マリアは黙ってそっと手を出すと、 ランスの手を優しく握った。 ランス「マリア?」 マリア「だ、だって…     こうしなくちゃいけないのでしょ…?」 ランス「う、うむ…」 二人はそのまま、 黙って手をつないで桜並木を歩いた。 『……ごうかーーーーく』 ランス「ええい、離せ」 マリア「あ……」    「……ふふ…」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 ランス「なんでじゃーー!!」 マリア「………………」 ランス「なんだ、マリア?」 マリア「そんなに…いや…?」    「私…ランスが抱擁したくないくらい…     みっともないかな…?」 ランス「う、そ、それは…そんな事ない」 マリア「じゃあ…」 ランス「ええい、うるさい。      わかったわかった」 ランスはマリアをぎゅっと抱きしめた。 マリア「あっ…」 『……ごうかーーーーく』 ランス「ふん」 ランスはアナウンスが聞こえると さっさと体を離し、そっぽを向いた。 マリア「もう…」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 ランス「いやだーーー!!!!」 マリア「うわーんっ!     力一杯いやって言われたっー!!」 ・桜の下 マリア「いや…なんだよね?」 ランス「うむ。     俺様は、世界中の女の為に存在するからな」 マリア「うう…」 -------------志津香-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 志津香「いや」 ランス「そう言われるとしたくなるのが     男というものだー!」 <わしっっっ> ランスは志津香の手を掴んだ。 志津香「誰が掴んでいいって言ったのよ!」 ランス「がはははははははは。     俺様が掴んでいいと思ったから     掴んだのだ!」 志津香「理由になってないわよ!」 ランス「がはははははははは」 志津香「ちょっ…ひっぱらないでよ!」 『……ごうかーーーーく』 志津香「こんな状況で合格って、     どういう判断基準してんのよ!」 ランス「がはははははははは」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 志津香「死んでもいっ…」    「やーーーーー!!!!!!」 ランスは志津香が言い終わる前に がっしりと志津香を抱きしめた。 志津香「離せ、馬鹿ーーー!!!!」 ランス「がはははは。     乳が当たる感触ーー」 志津香「くっ…炎のっ…」 『……ごうかーーーーく』 ランス「がははははははは。     合格してやったわ!」 志津香「くっ……!!」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 志津香「………………」 ランス「どうした?     怒らんのか?」 志津香「なんだか、疲れた…     なんで、こんな事に     つき合わなくちゃいけないのよ…」 ランス「がははははははは。     お前がいやがるからだ」 志津香「………………」    「炎の矢!!」 ランス「うお、あちち!!」 ・桜の下 志津香「いやよ」 ランス「一言で終わりかよ」 -------------カロリア-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 カロリア「だって」 ランス 「うむ。      ではつなぐか」 カロリア「うん。ぎゅっ」     「ぶんぶーーん」     「るんるんるん。      るんるんるん」 カロリアはランスの腕を ぶんぶん振って遊ぶように、歩き始めた。 『……ごうかーーーーく』 カロリア「わーい、ごうかーく」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 ランス 「むむむ…」 カロリア「ほうよう??」 ランス 「ぎゅっと抱き合う事だ」 カロリア「んー…じゃあランス。      ぎゅーっ」 ランス 「はいはい…」 カロリア「ぎゅー」 ランス 「ぎゅーっと」 ランスとカロリアは兄妹が じゃれあうように、抱き合った。 『……ごうかーーーーく』 カロリア「わーい。      また合格だよ」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 カロリア「……………………」     「かろ、それいらない」 ランス 「む、どうしてだ?」 カロリア「ランスの事好きだけど、      それはちょっと違うの。      なんとなく」 ランス 「ぐぐぐ…なんて奴だ…」 ・桜の下 ランス 「さあ、永遠の愛を誓うぞ!」 カロリア「………や」 ランス 「むーーーー…」 -------------リズナ-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 リズナ「え…手を…」 ランス「うーむ」 リズナ「ど、どうしますか…?」 ランス「しなくては、先に進めんな。     行くぞ」 リズナ「は、はい…」 ランスはリズナの手をきゅっと握った。 リズナ「あ……」 『……ごうかーーーーく』 リズナ「あ…     合格しました」 ランス「ふん」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 リズナ「え…そんな…」 ランス「なんだ、いやなのか?」 リズナ「いえ…そういう訳では…」 ランス「なら、ぎゅーー」 リズナ「きゃっ……」    「っ…………」    「あっ…」    「ランスさんっ……」 『……ごうかーーーーく』 リズナ「も…もうだめです…     これ以上は……」 ランス「ちっ」 リズナ「………どきどき…」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 リズナ「えっ…」    「で…でも…」    「ランスさんには…」 ランス「ん?」 リズナ「…………」    「いえ…やめておきましょう…」 ランス「む、どうしてだ」 リズナ「だって…     ランスさん…たくさん、     仲の良い女の子がいるから…」 ランス「そうだな。     俺様は、一人のものではない。     みんなのものだ。がはははは」 リズナ「……………」 ・桜の下 リズナ「…………………」    「……やっぱり…     誓って欲しいって…     言えばよかったかな…」 ランス「どうした?」 リズナ「えっ……」 ランス「?」 リズナ「あ…なんでもないです」 ランス「そか」 リズナ「………ふう…」 -------------コパンドン-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 コパ「よっしゃああ!!」 コパンドンはランスに断りなく マッハでぎゅっと手を掴むと、歩き始めた。 ランス「お、おいこら!     誰が握っていいと言った!」 コパ 「だって、アナウンスあったがな。     ええやん、手ぇぐらい」 ランス「しかしだなー」 『……ごうかーーーーく』 ランス「そら、離せ!!」 コパ 「あ、このけちくそが!     減るもんやないのに!」 ランス「減る」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 コパ 「よっっっっしゃああ!!」 コパンドンはランスに断りなく マッハでぎゅっとランスを抱きしめた。 ランス「お、おいこら!     誰が抱きしめていいと言った!」 コパ 「ええい男が四の五の言いな!」 『……ごうかーーーーく』 コパ 「わーい。     うちら合格やー。     うれしー」 ランス「ええい、もういいだろ。     離せー!」 コパ 「いやや。     もうちょっと」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 コパ 「超よっっっっしゃああ!!     誓うでぇぇ!!」 ランス「断る!!」 コパ 「何照れてんの。     照れんでええやん。     ほら、うち誓ったで、ランスも」 ランス「ぜっっっっっったい、いやだー!!」 コパ 「こんじょなしが…」 ・桜の下 コパ 「ほら、ランス。     腹決めて誓えっちゅーねん」 ランス「いやだいやだいやだいやだ」 -------------ロッキー-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 ロッキー「ラ、ランス様…      その…いいだすか?」 ランス 「………………」 ランスはロッキーの袖を 厭そーにつまんだ。 ロッキー「ランス様、これは手を繋いでないだすよー」 ランス 「うるさい。      いいからこれで歩け」 ロッキー「うう…これじゃあ合格しないだすよ…」 『……ごうかーーーーく』 ランス 「なんでじゃーーーー!!!!!」 ロッキー「ランス様、落ち着くだすよー」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 ロッキー「ほ、抱擁…      おら…て、照れるだ…」 ランス 「………………」     「ふんっっっっっっっっ」 <ばきばきっっっ> ランスはロッキーにさばおり。 ロッキー「あんぎゃーーーーーーーー」 『……ごうかーーーーく』 ランス 「なんでじゃーーーー!!!!!」 ロッキー「ラ、ランス様…      痛い…痛いだす…」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 ランス 「イヤだっ!!!!!!!!!!!!!!!!」 ロッキー「お、おらも…それはちょっと…      ランス様の事、好きだすけど…」 ・桜の下 ロッキー「永久の愛だすか…」     「出来れば、キムチさんと…      …もじもじ…」 ランス 「それは永遠にないな」 ロッキー「がーん」 -------------カオル-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 カオル「まあ、可愛らしい試練ですこと」    「さあ、ランスさん。     手を……」 ランス「う、うむ…」 カオルはランスの手を取ると、 ゆっくりと歩き出した。 『……ごうかーーーーく』 カオル「あら…簡単でしたね…」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 カオル「熱い抱擁…」    「こんな感じ…?」 ランス「お?」 カオルはそっと、ランスの胸に手をおき、 しなだれかかった。 『……ごうかーーーーく』 カオル「あら…こんなに簡単で     いいのかしら…?」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 カオル「あら…」 ランス「どうした?」 カオル「それは出来ないなと…」    「私…     心にただ一人決めた殿方がいますから…」 ランス「だったら俺様に変更しろ」 カオル「難しいですねぇ」 ・桜の下 カオル「まあ…綺麗…     確かに、こんな木の下で愛を誓い合えば、     永遠でいられそう…」 ランス「では、俺様に誓え」 カオル「ふふ…相手をお間違いでは?」 ランス「ん?     どういう事だ?」 カオル「ふふ…」 -------------パットン-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 ランス 「仲良く……」 パットン「手をつなげ…??」     「しかも…歩くのか…」 ランス 「うむ…」 パットン「……………………」     「ファイトォォォォ!!」 ランス 「むっ!?      いっぱーーーーーつ!!」 <がしっっっ> ランスとパットンは栄養ドリンクのCMの 男二人のようにがっしり手をつかみ合った。 そして、そのままざかざか歩く。 『……ごうかーーーーく』 パットン「いいのかよ、こんなので…」 ランス 「……いいみたいだな…」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 パットン「……………………」 ランス 「……………………」 パットン「んー………」     「はっけよい!!」 ランス 「の、のこった!!」 <がしっっっ> ランスとパットンはがっつり 組み合った。 『……ごうかーーーーく』 パットン「いいのか……      ……これで本当にいいのか…」 ランス 「まったく、どんな判定基準だ!!」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 パットン「………………」 ランス 「………………」 パットン「…………どうする…?」 ランス 「いらんだろう…」 パットン「………そうだな……」 ・桜の下 パットン「永久の愛か…」 ランス 「ん?」 パットン「恋愛感情以外の方が、      存在してそうだと思ってな」 ランス 「ん?」 パットン「家族とか、そーいうモンでさ」 ランス 「どうだかな」 -------------セル-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 セル 「まあ…そのような事…」 ランス「という訳だ。     とう」 ランスはセルの手をひょいと掴んだ。 セル 「……………」 ランス「なんだ?」 セル 「いえ…     このような状態で殿方と肩を並べ     歩くのは初めてなので…」 ランス「がはははははは。     セルさんの初めて、頂きだー」 セル 「もう…」 『……ごうかーーーーく』 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 セル 「え……それは…」    「きゃっ…!」 ランスはセルを抱きしめた。 セル 「あ、あの…」 ランス「ぐふふふ。     役得だ」 セル 「う、うう…     困りました…」 『……ごうかーーーーく』 セル 「も、もういいでしょ。     離れて、離れて…」 ランス「おぉう…」 セルは慌ててランスから体を離した。 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 セル 「申し訳ありません、それは出来ません…     私は神に仕える身なので…」 ランス「俺様に忠誠を誓えばいいのに…」 セル 「それはありません」 ランス「うわ、はっきり言ったよ」 ・桜の下 セル 「永久の愛…     素晴らしい言葉ですね…」 ランス「恐ろしい言葉だ」 -------------サーナキア-------------- ・第2の試練 頭上から声が聞こえる。 『第2の試練、仲良く手をつないで歩け』 サーナキア「断る!!       ボクは騎士だ!       騎士がそのような軟派な真似出来…」       「うわぁぁぁ!!!」 サーナキアが怒りで振り上げた手を ランスがはっしと掴んだ。 サーナキア「何をしている!?」 ランス  「手を繋いで歩くのだ」 サーナキア「今のボクの言葉を聞かなかったのか!?       軟派な真似はいやだと…」      「言っているのに…」      「手を…」      「ひっぱるなーー!!!!」 『……ごうかーーーーく』 サーナキア「どうしてだぁ!!       今のはどう見ても       カップルなどではなかっただろう!」 ランス  「愛の形は色々なのだ」 サーナキア「貴様が言うな!」 ・第3の試練 頭上から声が聞こえる。 『第3の試練、熱い抱擁をせよ』 サーナキア「なんだ、その手は…」      「なんだ、その顔は…」      「やめろ、くるな…」      「くるな…」      「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 ランスは容赦なくサーナキアを抱きしめた。 『……ごうかーーーーく』 サーナキア「納得がいかん!       責任者出てこい!!」 ランス  「がははははははは」 ・試練終了 頭上から声が聞こえる。 『君達は、素晴らしいカップルだ。  永久の愛をあの桜の元で誓いたまえ』 サーナキア「う…この男と…       素晴らしい…」      「素晴らしいカップルって…言われた…」      「うう…       うーー……       し、死んだ方が…マシだ……!」 ランス  「失敬な奴だな。       がははははははははは」 ・桜の下 サーナキア「そんな事するぐらいなら、       根本でハラキリしてやるっ!!」 ランス  「そんなにイヤかい…」